モービルマッピングで三次元データを提供
2019年10月24日

モービルマッピングはレーザー測量の応用技術

測量と言えば、以前は2人1組で現地に出かけて行って1人が目印となる棒を立て、もう1人が目視で三角測量を行うやり方が主流でした。

しかし現在では、レーザーを使った測量技術が普及しています。この技術を使えば、目標物に向かってレーザーを照射し、戻って来るまでの時間を計測することで二点間の距離を簡単かつ正確に測定することができます。この技術が便利なのは、計測者が移動しながらでも作業を行えることです。

レーザーによって計測された値に、その間に計測者が移動した距離分の補正値を増減すれば、動きながらでも対象物の正確な位置情報が分かります。これを利用した先進的な測量技法が、モービルマッピングです。モービルマッピングは、移動体にレーザースキャナを搭載し、周辺状況を記録するシステムです。よく使われるのは車ですが、ボートなどに積むこともできます。

また、デジタルカメラやGPSなどを一緒に搭載することで、より多様なデータが得られます。モービルマッピングを車に積んで道路を走れば、路面に凹みや亀裂などはないか、あった場合は深さや長さはどれくらいか、といった調査を車を止めることなく自動的に行うことが可能です。

さらに、ガードレールや街路灯といった、周辺の工作物の状況も位置データと画像データの両方で記録できます。これらのデータを処理すれば、現地の状況をコンピュータ内で正確に再現することが可能になり、そこから3DCGや平面図などを作製することができます。

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