モービルマッピングで三次元データを提供
2019年9月21日

モービルマッピングで取得できるデータ

モービルマッピングとは、自動車などにデジタルカメラや3次元スキャナー、GNSSアンテナ、慣性計測装置、走行距離計などを搭載して走行することで、道路とその周辺にある建物標識、ガードレールなどの3次元座標データと連続画像データを自動的に取得している車両搭載型計測装置のことです。

モービルマッピングにはさまざまなセンサーが搭載されていて、位置情報はGNSSから、速度や傾きはIMUから取得しています。GNSSが取得できない時は、タイヤに取り付けてあるホイールエンコーダのデータを利用してレーザースキャナの計測結果と合わせて点群データを算出しているのです。車両に搭載されているので、移動しながら計測することができるので広範囲に渡っての点群取得も容易に行うことができます。

車両搭載のレーザスキャナで計測して得られる相対座標に、GNSSアンテナと慣性計測装置で取得した絶対座標と姿勢情報を合わせています。カメラで撮影した画像情報を加え、色付き点群を大量に生成してシーンを構成していきます。

モービルマッピングでは、迅速で正確に大量の色付き点群を取得できるというメリットがありますが、シーンとしてみた場合にリアリティが乏しいことや向こう側が透けて見える、シーンから断面は得られないなどの課題も残っています。道路関連作業では、道路の断面図を最終的な成果として納品することが多いため、モービルマッピングで取得した点群から点群データを面に変換する作業が行われています。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *