モービルマッピングで三次元データを提供
2019年9月15日

モービルマッピングはさまざまな分野に応用可能

モービルマッピングは、車に各種の測定機器を積み込み、道路を走らせることで路面の状況や周辺の工作物などに係る3次元レベルでの計測データを取得できるシステムです。

得られたデータは、公共機関における道路管理や災害復旧などに役立てられます。同様のデータは航空撮影を行っても得られますが、たとえばガードレールの破損といった細かな情報は、上空からの平面写真では正確に把握することがなかなか難しいのが実情です。また、トンネルの内部などはそもそも航空撮影が不可能です。しかしモービルマッピングであれば、現地を走行するだけで詳細なデータが得られます。

モービルマッピングによって得られたデータを使えば、3DCGによるモデルを作製することも可能です。そのため、さまざまなコンピュータシミュレーションの材料にすることもできます。たとえば地震が発生した場合は道路脇のどの地点が土砂崩れが起きやすいか、津波が発生した時はどの経路をつたって避難するのが一番安全か、といった防災マップ作りにも役立ちます。

また、移動体が走行できる環境であれば道路以外の場所も測定可能なので、たとえば大規模な工場や物流センターなどの敷地内を測量し、合理的な動線を確保するにはどのように建屋を配置すればいいかといったことを調査するのに役立てるなど、民間レベルでの需要にも応えることができます。その他、不動産デベロッパーによる地域開発のシミュレーションなどにも使えます。

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