モービルマッピングで三次元データを提供
2019年9月6日

災害復旧に活躍するモービルマッピング

地震や台風などの自然災害が発生した場合、市民生活を正常に戻すには交通網の復旧が何よりも大切です。

中でも道路は物流の大動脈としての役割を担っているため、通行に支障のある箇所がないかどうかといった状況確認をできるだけ早期に行う必要があります。ただ、総延長が何十キロメートルにも及ぶ道路の現況をつぶさに調べるのは決して簡単ではありません。現地に車を走らせて目視すればおおまかな状況は分かりますが、たとえば道路に陥没があればその大きさや深さはどれくらいか、ガードレールの破損個所があればそれが地図上のどの地点に該当するか、といった点はいったんその場に留まり、計器を使って測量を行わなければなりません。

そんな中、現地を走行するだけで道路及びその周辺状況を詳細に把握できるとして注目を集めているのが、モービルマッピングというシステムです。これは、車に専用の機器を搭載することで、走りながら測量ができるというものです。

モービルマッピングを利用すれば、自然地形や人工物などの位置関係を数センチメートルレベルの細かさで把握できるレーザースキャナ、360度どの方向にもレンズを向けられるカメラなどのテクノロジーを駆使して、路面の状態、路肩に設置された工作物、植栽などがどのような状態になっているかをデジタルデータとして記録することができます。モービルマッピングによって取得されたデータは、コンピュータ上で平面図や立面図などを作る際の基礎資料として使えます。

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