モービルマッピングで三次元データを提供
2019年8月15日

MMS(モービルマッピングシステム)のメリット

MMS(モービルマッピングシステム)とは、自動車などの走行車両にGPS・デジタルカメラ・デジタルビデオ・三次元スキャナーなどの測定機器を搭載して、道路を走行しながら、地形・道路の状況・周辺の建物・ガードレール・標識などの道路とその周辺の三次元データを取得するシステムです。

MMSが開発されるまでは、作業員が道路上に出て周辺の状況の確認や計測を行わなければならず、交通を規制しなければならない場合も多く、さらに計測や調査には長い時間が必要でした。また、誤った計測をしたり、計測し忘れたりすることがないような点検も必要でした。作業する人には、測定の専門的な技術も求められ、道路上で行うため事故に遭う危険性もありました。

MMSでは、走行車両で道路を走行しながら調査、計測を行うため交通規制の必要もなく、走行する範囲のデータがすぐ取得できるため、調査できる範囲も従来に比べて大きく広がり、短時間でデータを得ることができます。走行車両の運転には特別な技術も必要がなく、自動的にデジタルデータを取得するため、取得し損なう心配もありません。

得られたデータは、デジタル化されているので、1回の測定で得られたデータは、多方面で活用できるように加工することができます。このようなメリットのあるMMSですので、道路台帳の基礎データを作る際に用いられる他にも、カーナビゲーションシステムのデータとしても活用されています。また、最近では災害前と災害後のデータを比較することにより、災害の被害を調べることにも活用されるようになっています。

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